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臨時号⑪:【建設業界向け】コロナ対策ツールの紹介

緊急事態宣言が解除され、建設業は日常を取り戻しつつあります。

一時的な需要の冷え込みが見られますが、観光業・宿泊業・飲食業ほどの大打撃はなく、また復調の兆しもあり、建設業は総じて底堅い産業だといえるでしょう。

とはいえ、完全にコロナが収束するにはまだ長い時間がかかることが予想されます。「3密」に該当しやすい建設工事現場では、第二波を乗り切るためにも、引き続きコロナ対策が行われる必要があります。

現場のコロナ対策は大きく2つのパターンに分かれます。

1.現場監督や職人が感染しないための取り組み
2.万が一、感染(もしくは感染と思しき症状)が発生した際の対策

今回は、これらの対策をより効率的・客観的に行うことを可能とするテクノロジーを紹介します。

サマリー

国内外を問わず様々なツールが開発されていますが、その一部を紹介します。

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コロナ対策に必要な機能

コロナ対策を推進する上で、あると望ましい機能は

①体温計測
②心拍計測
③社会的距離の計測
④人数管理
⑤体調不良者の自動SOS
⑥感染発生時の感染経路特定
⑦発症前の感染リスク可視化

の7点です。

このうち、①体温計測と②心拍計測は、Postコロナでも必要な安全管理ですが、③社会的距離の計測~⑦発症前の感染リスク可視化は、Withコロナ期間に特有の論点です。

3密になりやすい建設会社は、自社の安全管理の現状に照らし合わせて、Withコロナ期間に感染拡大を防ぐための適切なテクノロジーを活用することが求められています。

以下では、表にあげたツールのうち代表的なものをピックアップしてご紹介します。

事例①Halo wristbands

Proxxi社が展開するウェアラブルツール「Proxxi Electrical Safety」は、高電圧下で作業する電気工事士の安全を守るために開発されたものです。電圧センサーを利用して、危険区域に入ったことをアラートで知らせることで、事故を未然に防ぎます。

Haloはこの技術を利用して開発された、社会的距離を維持するためのツールです。
腕時計型のウェアラブルツール同士が電圧センサーで反応し、ソーシャルディスタンスが保たれていない場合はツールが振動します。

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また、管理者がデータを一元管理し、誰と誰がいつ接触したかをモニタリングすることができます。そのため、感染発生時に濃厚接触者の特定がしやすいことも特徴のひとつです。

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出典は下記;

事例②みまもりwatch

オプテージ社が開発する「みまもりwatch」はコロナ対策用に開発されたわけではありません。むしろ熱中症対策の意味合いが強いウェアラブルツールです。

ただ、コロナと熱中症は初期症状が似ている点もあります(体温の上昇など)。
また、夏場はコロナと熱中症の複合的なリスクが職人に襲いかかります。

「みまもりwatch」は、ソーシャルディスタンスの遠隔管理機能や濃厚接触者のトラッキング機能はありませんが、職人の安全を管理する方法のひとつになると考えられます。

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出典は下記;

この記事を書いた人:田久保 彰太(ConTech総研)

https://twitter.com/ConTechResearch


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ConTech総研は、「Construct the Connection」をテーマに、民間建築業界のいまとこれからを研究・発信してまいります。 建設系専門紙で連載中 https://chikalab.net/rooms/112

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